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平成26年度定時会員総会報告

                             ONSA事務局長 藪下 延樹

 一般社団法人大阪ニュークリアサイエンス協会(以下、ONSA)は527日大阪大学中之島センターにおいて平成26年度ONSA定時会員総会を終了致しました。出席できなかった会員各位のために、定時会員総会・ONSA賞授与式及び交流会の内容を簡単に報告します。

今年度の定時会員総会はONSAが新公益法人改革制度で「一般社団法人」への移行後2回目であり、一般社団法人化の新定款の施行による「会計報告」や「役員の選任」では1回目となりました。

定時会員総会は、大嶋専務理事の開会宣言を皮切りに、豊松秀己会長のあいさつ、本総会への参加者数の確認(全正会員64名で委任状を含めて出席者48名)と進み、議長に豊松秀己会長を選出した。続いて、豊松秀己議長の進行で以下の議事が進められた。

@  議事録署名人の選出:定款の規程に基づき出席の理事が指名された。

A  議案

報告事項「平成25年度事業報告」

藪下事務局長と小南局長補佐から以下の説明があった。

a.会員数の変動:-4(昨年度実績比 法人会員-3、個人会員±0、賛助会員-1
b.
広報活動:

・第30回「みんなのくらしと放射線展」(関連9団体の共催事業)は、東京電力福島第一原発事故を受けて、従来のイベント的要素を抑えて、セミナー形式で3年目の事前登録制で 3日間大阪科学技術センターで開催した。参加者数は例年より大幅に多い1,301名で昨年比約1.7倍の盛況であった。

ONSAニュースの発刊 4回(昨年比±0回)、電子媒体による速報を26回(昨年比+12回)発刊した。

ONSAホームページの閲覧数は年間約6,600件で順調に伸びている。閲覧者数は平均値で、福島第1原発事故以前は約15/日であったが、原発事故直後約30/日、4月以降も約18/日をキープしている。

c.技術研究会等開催事業ONSA単独事業

    放射線科学研究会3回、UV/EB研究会3回、25周年記念講演会・ONSA 賞授賞講演会(例年の放射線利用総合シンポジウムに相当)1回、見学会2回を開催。9参加者数延べ303(昨年

度実績比:開催回数±0、参加者数-1)でほぼ例年通り

  d.研究調査事業(受託研究)等:2件で例年通り。

e.大阪府立大学コバルト60ガンマ線照射業務への技術者の派遣

  大阪府立大学との受託契約に基づき、協会職員延べ3名(照射業務担当(室長)1名、受付業務担

当延べ2名)を派遣した。

. 25年度ONSA賞選考事業

選考委員会の審査の結果

ONSA賞:応募なし

ONSA奨励賞:応用研究・開発部門 齋藤寛之

(日本原子力開発機構 量子ビーム応用研究部門)

「放射光とその場観察を利用した新しい水素貯蔵合金の開発」

.法人設立 25年記念事業

下記事業を開催した。詳細はONSAホームページ(HP)に記載済。

「25周年記念講演会と24年度ONSA賞授賞講演会」

「25周年記念式典」と「会員記念祝賀会」

. 25年記念関係小冊子発行

小冊子「オンサ25年のあゆみ」

小冊子「放射線利用技術のいろいろ」

i. 公益目的支出計画実施報告書

ONSAが新公益法人改革制度の「一般社団法人」への移行した際に、保有の「公益目的財産」を、提出済みの実施計画に基づいて「当該年度の公益目的支出」として支出している内容の報告である。

ONSA は「当該年度の公益目的支出」を予定通りに支出した。

 

第1号議案「貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)(案)」

藪下事務局長と小南局長補佐から以下の説明があった。

a.収入合計:17,696,637円(25年度予算比-280,363円)

b.支出合計:17,654,644 (25年度予算比-311,356円)

c.当期収支差額:+41,993円(25年度予算比+30,993円)

d.技術研究会開催収入が会費無料の学生、一般市民が増加して減収となった。

e. 指定正味財産の“ONSA賞”は予算通り執行した。

 監査結果の報告:辻本監事から「適正」の監査報告。藪下事務局長から友近公認会計士事務所による適正との監査報告書の代読。

1号議案は決議された。

 

2号議案「平成26年度事業計画書と収支予算書(案)」

藪下事務局長と小南局長補佐から説明があった。

a.  事業計画内容は、研究調査受託収入の大幅減少が見込まれ、縮小均衡型予算となった。内容はほぼ例年通り。

b.  会員獲得を図るために、下記のITを活用した「新規会員サービス」を開始する。

  「各年度研究会報告書」の電子ベース「会員ページ」の追加(費用:約6,000/年)

従来から団体会員へ年1度、1冊紙ベースで提供していた「各年度研究会報告書」に電子ベースを追加して、会員(個人、団体)及び役職員はONSA HP「会員ページ」から人数制限なしに元原稿がカラー版はカラーで、常時閲覧・印刷可能とする。

 HP詳細は別記参照して下さい。

 

c. ONSA賞”は今年度約46万円の予算執行を計画している。その結果、次年度への繰り越しは約49万円となった。

d. 収入合計:17,916,000円(前年予算+219,363円)

e. 支出合計:18,366,195 (前年予算+711,551円)

f. 当期収支差額:-450,195円(前年予算-492,188円)

2号議案は決議された。

 

3号議案「任期満了に伴う役員選任に関する件(案)」

藪下事務局長から説明があった。

内容は役員の任期満了に伴うもので、この総会議案では役員候補者から「理事」及び「監事」を選任して、総会の直後に開催する臨時理事会で理事の互選により「会長」「副会長」「専務理事」を選定する予定。

3号議案は決議された。

なお、この総会後に開催された臨時理事会で理事の互選により下記の「会長」「副会長」「専務理事」が選定された。新体制を示した。

一般社団法人大阪ニュークリアサイエンス協会 新役員体制

会 長

豊松 秀己

関西電力株式会社 取締役副社長

副会長

遠藤 芳文

三菱重工業株式会社 執行役員関西支社長

副会長

山口多賀司

非破壊検査株式会社 社主

副会長

奥田 修一

公立大学法人大阪府立大学地域連携研究機構放射線研究センター長

専務理事

大嶋隆一郎

専務理事

理 事

遠藤 睦雄

一般財団法人電子科学研究所 監事

理 事

川上 勇

大阪府元出納長

理 事

岸田 哲二

株式会社原子力安全システム研究所 代表取締役社長

理 事

堂丸 隆祥

大阪府立大学名誉教授

理 事

中山 明

住友電気工業株式会社 研究統轄本部研究統轄部企画部 主席

理 事

仁木 三夫

仁木工芸株式会社 取締役東京支社長

理 事

西  亨

一般財団法人大阪科学技術センター 専務理事

理 事

前田 豊

京都大学名誉教授

理 事

三方 能博

三菱電線工業株式会社 関西支店長

理 事

横野 泰和

ポニー工業株式会社 代表取締役社長

理 事

横山 拓道

関西原子力懇談会 常務理事

監 事

路熊 駒

非破壊検査株式会社 特別顧問

監 事

辻本 忠

NPO安全安心科学アカデミー(仮認定NPO) 理事長

報告事項

ONSA「顧問」と「参与」委嘱について大嶋専務理事から説明があった。

内容は人事異動に伴う顧問の見直しである。

以上で、定時会員総会の議事が予定通り終了した。

 

引き続いて、ONSA賞授与式を開催した。

ONSA賞授与式は豊松秀己会長が平成25年度オンサ奨励賞授賞者齋藤寛之博士(日本原子力開発機構 量子ビーム応用研究部門)へ表彰状と副賞を授与した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、臨時理事会を挟んで、別室にて、参加者ほぼ全員約40名による交流会を開催した。

交流会は、豊松秀己会長の開会の挨拶の後、乾杯の音頭を大阪府立大学放射線研究センター奥田修一センター長にお願いした。豊松秀己会長、岸田哲二元会長(日本ネットワークサポート代表取締役)、役員、会員の皆様やONSA賞授賞者・齋藤寛之氏、参与の先生方を囲んで有益な交流会を滞りなく終了することが出来た。これも偏に会員各位のご協力の賜物と、ここに厚く御礼申し上げます。

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