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第46回
放射線科学研究会
(終了しました)
今回は、前立腺がんに対する放射線治療に使われる小線源療法と強度変調放射線治療(IMRT)について、放射線グラフト
重合で作った金属捕集材を使って海水中や温泉水中に低濃度で存在する有用金属資源を回収する技術、X線写真の感光装置として
使われているイメージングプレートを繰り返し使用するとゴースト像が現れる原因究明、およびクリーンで無尽蔵の太陽光を利用
する光触媒の開発に放射光を利用した研究をご紹介いただきます。
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主 催: |
(社)大阪ニュークリアサイエンス協会 |
日 時: |
平成23年10月21日(金) 13:30〜19:00 |
場
所: |
住友クラブ |
大阪市西区江戸堀1-13-10 Tel:06-6443-1986
地下鉄四つ橋線肥後橋駅下車 A出口よりすぐ【アクセス地図】 |
第一部 参加費: |
企業 5,000円 |
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協会会員、大学・公設機関
1,000円 |
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放射線科学研究会会員、学生、一般市民は無料 |
第二部 参加費: |
3,500円 |
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参加を希望される方は、研究会の名前、住所、氏名、所属と第一部・第二部参加の有無を記入してまでメールでお申し込み下さい。 |
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第一部 講演会 (13:30−17:15)
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1.前立腺小線源療法のこれから
(50分)
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多根総合病院放射線治療科 部長 石井 健太郎
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前立腺癌に対する放射線治療は手術と同等の効果が期待できることが知られています。その中でもI-125線源を用いた
小線源療法とIMRT(強度変調放射線治療)は根治的治療として重要な位置を占めています。小線源療法は低リスク群
のみならず、外照射と併用することにより中間リスク群から高リスク群の前立腺癌にまで適応が広がりつつあります。
今回は、小線源療法の最近の動向をIMRTとの比較を交えて紹介します。
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2.放射線加工による金属捕集材の開発と金属資源回収への応用
(50分)
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(独)日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究部門 環境・産業応用量子ビーム技術研究ユニット長 玉田 正男
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高分子の放射線加工技術であるグラフト重合は、特定の金属イオンに対して親和性の高い官能基を繊維状の高分子基材に導入できる
ことから、回収したい金属資源に応じた金属捕集材を合成することが可能です。講演では、放射線グラフト重合の特長と合成した金属
捕集材の応用として、低濃度で存在するため、これまで見逃されていた海水中のウランや温泉水中のレアメタルであるスカンジウムな
どの金属資源を回収した成果を紹介します。
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3.イメージングプレートにおける消えない潜像〜ゴースト像の原因と解決
(50分)
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東北大学大学院薬学研究科 講師 吉田 浩子
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二次元画像センサーであるイメージングプレート(IP)は、読み取り後、可視光照射により残像を消去し何度でも再使用できる特長
をもつ。しかし、比較的高い線量を照射したり、繰り返し使用したIPでは、潜像は完全に消去されずゴースト像として観察される。
我々は、従来考えられてきた600nm近傍の光で励起される準位の電子の他に、より短波長側の光によって励起される深い準位に電子が
局在することを明らかにし、これがゴースト像の原因であることを示した。
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4.高活性な光触媒の開発と放射光利用による局所構造解析
(50分)
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大阪府立大学 理事・副学長 地域連携研究機構長・21世紀科学研究機構長・学術情報センター長 安保 正一
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自然エネルギーの利用が一層重要になってきた今、クリーンで無尽蔵の太陽光を有効に利用する高活性な可視光応答型光触媒の開発
は環境・エネルギーの課題に関連して重要である。講演では、光触媒の応用実用化の現状を紹介し、その後、イオン工学技術を駆使
した高活性な可視光応答型光触媒の開発に関し、光触媒機能とXAFSによる局所構造の解析結果の関連性に注目して解説する。
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第二部 技術交流会 (17:30−19:00)
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