第70回 UV/EB研究会

    催:

(一社)大阪ニュークリアサイエンス協会

   時:

平成301116日(金)  13:3019:00

    所:

住友クラブ

大阪市西区江戸堀1-13-10  Tel:06-6443-1986 
 
地下鉄四つ橋線肥後橋駅下車
A出口よりすぐ【アクセス地図】

参加費:

第1部 講演会 6,000

 協会会員及びUV/EB会員 3,000

 大学・公設研究機関 2,000

 放射線科学研究会会員、学生、一般市民 無料

第2部 技術交流会 3,500

  ◎参加を希望される方は、 参加申込みフォームからお申込み下さい。受付の返信が無い場合は、お手数ですがTEL/FAX等でご確認下さい。

542-0081 大阪市中央区南船場3丁目3番27号

電話 06-6282-3350  FAX 06-6282-3351

e-mail Address 

 

 

【講演の内容】 

 

 

 

 

第1部 講演会  13:30〜17:15
1.量子ビーム誘起グラフト反応を用いた材料の開発〜高分子アクチュエータへの応用(50分)

       大阪大学大学院 工学研究科 大島 明博

 フッ素系高分子は、高電気絶縁性、耐薬品性、防汚性に優れ、電気絶縁材料をはじめ、摺動材、人工臓器の各種部材等、広範囲にわたって使用されている優れた材料であるが、利用用途への期待とは反対に、優れた特性故に加工や改質処理が難しく、性能の割に産業用途への展開が不十分な材料であった。本講演では、量子ビーム誘起グラフト反応を用いた材料開発を中心に、高分子アクチュエータへの応用について、例を挙げて紹介する。
 
2.電子線照射装置の工業利用と利用拡大(50分)

株式会社NHVコーポレーション 加速器事業部  森本 雅史

 電子線照射の工業利用は50年以上に渡る歴史があり、タイヤ・電線業界やキュアリング分野など幅広く利用されている。また殺菌分野や炭素繊維の製造工程で利用されるなど、様々な分野で広がりを見せている。本講演ではEPS(Electron beam Processing System)について、照射技術の概要、工業利用の現状、新規利用分野について紹介する。
 
3.事業としての電子照射センター(50分)

元日本電子照射サービス(現住重アテックス)  桂 一郎

 電子線照射による電子照射センターについては色々な機会に何度か紹介されていることもあったと思われるが、事業として具体的にどんな物になるのかは発表されていないようである。そこでこの度は電子照射センターの概要を紹介するとともに、設置条件、設立費用、運営コストやその回収などの事業運営の面に重点を置いた講演を行う。
 
 
4.UV硬化におけるin-situ評価技術(50分)

株式会社アクロエッジ 中宗 憲一

 UV硬化樹脂に代表される光硬化樹脂は、デジタルカメラ、スマートフォン、高機能フィルムなど量産製品にとって今や不可欠な樹脂となっている。特に製品のグローバル化に伴い中国、アセアンを生産国とするEMS(electronics manufacturing service)にて多量に使用され、完成品が世界中で使用されるようになっている。また電子機器製品の寿命サイクルもどんどん短くなり、今や3年でその寿命を終えてしまう電子機器が70%に達している。短期間で莫大な生産量を確保し、その製品品質を担保するためには、生産管理の中にトレーサビリティーを組み込む必要があり、潟Aクロエッジ製のCurea(UV硬化レベルを判定するセンサー)は必要不可欠なセンサーとなる。今回は、市場のどういう分野で、どういう使われ方をしているかについて説明する。
 
第2部 技術交流会 17:30〜19:00

 

 

 

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