第68回 UV/EB研究会

    催:

(一社)大阪ニュークリアサイエンス協会

   時:

平成30615日(金)  13:3019:00

    所:

住友クラブ

大阪市西区江戸堀1-13-10  Tel:06-6443-1986 
 
地下鉄四つ橋線肥後橋駅下車
A出口よりすぐ【アクセス地図】

参加費:

第1部 講演会 6,000

 協会会員及びUV/EB会員 3,000

 大学・公設研究機関 2,000

 放射線科学研究会会員、学生、一般市民 無料

第2部 技術交流会 3,500

  ◎参加を希望される方は、 参加申込みフォームからお申込み下さい。受付の返信が無い場合は、お手数ですがTEL/FAX等でご確認下さい。

542-0081 大阪市中央区南船場3丁目3番27号

電話 06-6282-3350  FAX 06-6282-3351

e-mail Address 

 

 

【講演の内容】 

 

 

 

 

第1部 講演会  13:30〜17:15
1.日本のUVEB技術と市場の概観(50分)

       JSR株式会社 四日市研究センター長 小宮 全

 (一社)ラドテック研究会の協力により、日本におけるUVEB技術の市場に対する期待を企業側とアカデミア側の両面から解析した。
その結果、期待と技術シーズは一致しているところが多く見られ、企業とアカデミアの協力により、新たなUVEB技術と市場が切り拓かれていくと期待できる(本発表は2016年10月に開催されたRadtech Asia 2016で、ラドテック研究会から発表された内容を再掲するものである)。
 
2.紫外線を用いた水処理技術の現況と今後の展望(50分)

立命館大学 理工学部 環境システム工学科 教授 神子 直之

 無薬注で水質変化が少ない紫外線照射が上水道に導入されるようになって11年が経過した。
一方でUVLEDの高出力化等、関連分野の技術開発が活況を呈している。
そこで本講演では、紫外線水処理の基礎、上水道への導入の経緯、紫外線消毒装置の実際、UVLED等新規光源の適用をはじめとする今後の展望等について紹介、解説を行う。
 
3.周波数スペクトルバンド画像を用いた紙幣真偽識別(50分)

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部 客員教授 大松 繁

 紙幣の真偽識別を高精度で行う技術は社会の安全・安心のために重要である。
通常は絵柄や色合いの差異やインクの磁気特性などで偽造札の検出を行っているが、これら方法を潜り抜ける偽造札が現れている。
本研究は、紫外領域〜熱赤外領域に渡るスペクトルバンド画像を10nm毎に計測し、真券が有するスペクトルバンド画像と比較することで紙幣の真偽識別を行う手法について述べる。
 
 
4.深紫外LEDを用いたアクリルおよびエポキシ光硬化樹脂の作製(50分)

大阪府立大学大学院工学研究科 物質・化学系専攻 応用化学分野
 准教授 岡村 晴之

 深紫外LEDを用いたアクリルおよびエポキシ光硬化樹脂の作製を行った。シリコン板上に光開始剤を含むアクリルおよびエポキシ光硬化樹脂の塗膜を作製し、265 nm光、 285 nm光、もしくは300 nm光を放射するLEDランプを用いて光硬化を行った。
波長、光開始剤の種類、膜厚、雰囲気の影響について検討した。
ラジカル光硬化系によるアクリルの光硬化では酸素阻害を軽減できること、また、カチオン光硬化系によるエポキシの光硬化では100μm以下の薄膜作成において有用であることが分かった。
 
第2部 技術交流会 17:30〜19:00

 

 

 

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