第63回 UV/EB研究会

主    催:

(一社)大阪ニュークリアサイエンス協会
平成28年9月09日(金) 13:30〜19:00
場    所: 住友クラブ
大阪市西区江戸堀1-13-10  Tel:06-6443-1986 
 地下鉄四つ橋線肥後橋駅下車 A出口よりすぐ【アクセス地図】
参加費: 第1部 講演会 6,000円
 協会会員及びUV/EB会員 3,000円
 大学・公設研究機関 2,000円
 放射線科学研究会会員、学生、一般市民 無料
第2部 技術交流会 3,500円

  ◎参加を希望される方は、e-mail Addressからお申込み下さい。受付の返信が無い場合は、お手数ですが電話/FAX等でご確認下さい。

542-0081 大阪市中央区南船場3丁目3番27号

電話 06-6282-3350  FAX 06-6282-3351

e-mail Address 

 

 

【講演の内容】 

 

 

 

 

第1部 講演会  13:30〜17:30
1.紫外線励起加工の研究−化学状態の分析、研磨現象の検証と研磨技術の確立−(50分)

       立命館大学 総合科学技術研究機構 上席研究員 田中 武樹

 紫外線励起加工とは、紫外線を照射された光触媒と蛍光材料を用い、電子と正孔の移行を、積極的に利用して加工を行う、新しい概念の表面加工法である。XPS、XAFS、ICPSなどにより、化学状態を分析・同定し,加工表面で起こる化学反応を推定する。研磨原理と研磨現象を化学状態の分析から推考する。実用化技術として確立するため、金属、合金、次世代半導体などに対し、紫外線励起加工を行った結果を報告する。
 
2.医療/ライフサイエンスにおけるUV/IB技術の活用(50分)

富山大学 名誉教授 北野 博巳

 生体適合性高分子による表面修飾と光パターニングを併用すれば、細胞の機能や細胞間相互作用の解析ツール、薬剤のスクリーニング細胞アレイ等様々な機能材料の創出につながる。本講演では、糖鎖担持高分子や、双性イオン型高分子により修飾された表面の、UV / IB照射による改質とタンパク質や細胞などの生体物質のパターニングについて紹介する。
 
3.光硬化性フルオレンモノマー(50分)

大阪ガスケミカル(株) ファイン材料事業部 研究開発部 副部長 宮内 信輔

 フルオレンはその強直なカルド構造ゆえに、高屈折率、高耐熱性とともに、低複屈折や耐熱黄変性を併せ持ち、スマートフォンやディスプレイ材料のレンズ材料として使用されている。本講座では、フルオレンを構造中に含む光硬化性モノマー「オグソール」の特徴とともに、柔軟性やハードコート性等を付与した開発事例を紹介する。
 
 
4.電子線レジスト(50分)

大阪大学産業科学研究所 教授 古澤 孝弘

 集束性の高い電子線は、超微細加工を可能にするツールとして、半導体リソグラフィ用のマスク製造をはじめ、ナノテクノロジーにおいて必須の放射線である。本講演では、最近の電子線レジストの現状と開発状況、将来展望について、レジストの反応機構から現像プロセスまでの基礎を含め解説する。
 
第2部 技術交流会 17:30〜19:00

 

 

 

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