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◎ 第23回みんなのくらしと放射線展  

18年度のイベントは終了しました。23,000人を上回る入場者のみなさん、ご参加有難うございました。   (会場風景写真

   (日 時 :平成18年8月11日(金)〜16日(水))

   (場 所 : 扇町キッズパーク 1階アトリウム)

下方、裏面版に詳しいスケジュールがあります。より詳細はこちら

これまでのイベントより))

 

宇宙にはさまざまな放射線があふれていますが、その中で地球が生まれ、生命が芽生え、そして、現在の私たちがいます。

私たちはこれまで長い時間をかけ、叡智を傾けて宇宙や身の回りの謎を解き明かし、多くの事実を明らかにして来ました。そして、自然の持つ性質の中から、人間に役立つものはちゃっかりと利用して豊かな社会を築いています。放射線もその一つです。

放射線は恐ろしいと言われます。確かに世界で唯一、原爆の洗礼を受けた日本人には、あのトラウマからなかなか抜け出せません。でも、永井博士は被爆直後の悲惨な状況を前にして、すでに、「転禍為福・・・原子エネルギーの利用により新しい幸福な世界が作られるならば、多数犠牲者の霊もまた慰められるであろう」と述べておられます。

考えてみてください。普通の火だって、スケール次第で役にも立てば、恐ろしい災害にも至ります。放射線も同じことです。ただ、目に見えないのでわたしたちは、不気味だったり、制御が出来ないと思い込んでいるのです。

しかし人類の科学技術は日々進歩しています。実際、わたしたちの身の回りには、放射線を利用するさまざまな技術の恩恵を受けた製品や品物があふれています。そんな放射線の真実の姿を知ってもらおうと、わたしたちは、もう20数年にわたって放射線展を開催し、地道にキャンペーンを続けています。

放射線とは何でしょう。放射線はどこが怖いのでしょうか。現在どんなところで利用されているのでしょうか。どんなことでも、正しく知って、正しく使いたいものです。この放射線展を見れば沢山のことが良くわかるようになりますよ

楽しい実験教室工作教室もあります。ぜひ、見に来てください。