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放射線照射の国内における経済規模

 

 

日本の原子力平和利用の二つの柱は協会の概要ページにもあるようにエネルギー源としての原子力発電技術としての放射線利用ですが、平成19年に内閣府の依頼で日本原子力研究開発機構が行った調査結果によると、平成17年度におけるそれぞれの経済規模は

  原子力発電を含むエネルギー利用が 約4兆7410億円 に対し、

  放射線利用は 約4兆1117億円 でした。

また、後者すなわち放射線利用の内訳        

  工業分野  2兆2952億円(56%)
  医学・医療分野 1兆5379億円(37%)
  農業分野 :       2786億円( 7%)
となっています。
* 前回調査(平成11年)と比べて金額が減っているのは、エネルギー利用では原子力発電所の建設がなかったため、放射線利用の工業分野では照射拠点を海外に作った事と統計の手法を変えたためです。

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