平成２２年８月１９日（木）　〜２２日（日）　　　１０：３０〜１８：３０

扇町キッズパーク１階アトリウム  　　　　　　　入場無料！

「みんなのくらしと放射線」知識普及実行委員会

　　　　　　　　　（委員会の構成団体、後援団体等はこちら）

開催目的：

私たちの暮らしの中で、幅広い分野で利用され、日常生活に深く関わり、欠かせないものとなっている放射線。それについての正しい知識を，その具体例・使用例の紹介を通じて解りやすく説明し放射線が暮らしの身近なところで利用され役立っていることを認知していただきます。さらに、放射線に対する安全対策についても言及し、最近の社会の関心事である放射線に対する疑問と不安に答えます。　

テーマの考え方

キュリー夫人

　生き物の体の中にも放射線を出す物質が含まれていますが、水分によって吸収されるため、 測定器で測ろうとしても測れないほど、弱い放射線です。水分を蒸発させた乾燥状態にすると測れるようになります。 野菜や果物でも放射線を出す物質が含まれていて、レントゲンフィルムやイメージングプレートの上に切片を貼り付けておくと感光し、 放射線が出ているのが分かります。

　放射線の正体は、光の波やとても小さな粒子で、これらが大きなエネルギーを運んだり生み出したりします。私たちは、この放射線エネルギーをくらしに利用しています。光はエネルギーを運ぶ波であり、ひとつひとつ数えることもできる、とても不思議な性質があります。いつも私たちの身近にある、小さいエネルギーの電波、赤や青のような色のある光、さらに大きなエネルギーを持つエックス線やガンマ線という放射線は、ともに光の仲間です。

　放射線のエネルギーは、物質の中で別の形の光などに形を変えながら、最後には熱のエネルギーになります。さぁ、光と放射線の不思議な世界をのぞいてみよう。

オープニングセレモニー

８月１９日(木)１０時

放射線測定器（ベータちゃん）を使って、身の回りに放射線を出すものがあることを体感していただきます
　
　鉱物（フェルグソン石、北投石、ジルコン、トロゴム石、カツレン石）
　化学肥料　ウランガラス　海産乾物　ランタンの芯